出張専門写真館 ウォレスともみフォトグラフィーのウォレスともみです。
こんにちは。
今日は私が出張でいろんなファミリーの写真を撮影させて頂いていることについて思っていることや、目線などを綴ってみようかと思います。
このブログをいつも読んでくださっている方はご存知の方も多いと思いますが、私自身二人の男の子がいて、もう高校生と小学校中学年なので、撮影をご依頼くださるファミリーのお子さん方よりかなり年齢が上かなと思います。
そのため、同じくらいの年齢のお子さんを持つ母としての母親目線で…というよりは、私自身がこんな写真残しておくといいよというオススメ目線とか、こんな写真残しておけば良かったなというちょっとした後悔からの裏返し的な気持ちで撮影させて頂いている感じです。
いきなり(薄目で見てください 笑)
このブログを書くにあたり色々写真を掘り返したのですが、子どものソロ写真や子どもと夫との写真はたくさんあるのに、妊娠中の写真や、授乳中、おむつ買え中、離乳食あげてる時、抱っこ紐で抱っこしている時、ベビーカー押している時、あげ出したらキリがないけど、自分と息子が一緒に写ったそういう写真はほとんどなくて、今これを書きながらもあの時撮ってもらえば良かったなと後悔。
実際このブログを書くにあたって昔の写真を漁ってみましたが、息子だけの写真は山ほどあるのに私と一緒に自然な感じで写っている写真はほぼ皆無でした。
写真を撮られるのが好きでない私ではありますが、あらためてショックを感じております。
自分がいつもお客様を撮影しているような親子写真を自分もとって欲しかった…と今切に思います。
そして、なんだかんだ言って、散らかった我が家で撮った写真や、いつも散歩に行っていた公園や近所の場所、旅行先など、何かしら縁がある場所で撮った写真ほどその頃の思い出が蘇って、見返した時に思い出話に花が咲くんですよね。なので、それぞれのご家族の縁のある場所で撮影させて頂きたいというのがこだわりというか、そういう気持ちが大きいのです。
それから、ファッションや音楽と同じように写真にも流行りのテイストがあります。
でも私が撮影する時や写真のレタッチ(色味や明るさを整えること)をするときに気をつけているのは、5年、10年、もっと先に写真を見返して頂いたときに、撮影時の流行りに流され過ぎてなく違和感があまりないテイストであること。
ストーリーがあって思い出話に花が咲くような、この写真をこの時撮ってもらってて良かったねと思って頂けること。
そしてこのブログの冒頭に書いたように、私の視点は子育て現在進行形のママ目線ではなく、10年か15年くらい先から振り返って、こんな写真残しておくといいですよ!目線です。
納品のカット数を決めず基本的に全カット納品しているのは、まだ写真を本格的に始める前の長男が生まれた17年前くらいにコンデジで撮りためていたたくさんの写真は、全然上手くなくて暗いし色味もよくないけど、どんな失敗写真でも愛おしくて1枚も消したくなくて全部残していたので、可愛く撮れた写真は全部欲しい!という経験からです(もちろんお金を頂いて撮影しているので明らかに失敗な写真は外していますが、意図的にピンボケやブレた写真も納品しています。)
昔の私が撮られた写真&撮った下手な恥写真も晒しましたが(笑)その分想いも伝われば幸いです。